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6850CASA OAC “カサブランカ ブラック” です。カサブランカは1920年〜40年代、フランス領モロッコ最大の都市"カサブランカ"は当時ヨーロッパの高級避寒地であり貴族階級の人々がバカンスで訪れる土地でした。ゴールドやプラチナ製の時計をパーティーなどで着用する傍ら、日常ではステンレス製の腕時計を着けて優雅な時間を過ごしたといわれています。そんなノスタルジックな時代背景やロマン溢れる優雅な時間をイメージして"カサブランカ"は創られました。
シルクサテンを思わせる光沢のあるトノウ・カーベックス。美しい3次元曲線のケースに何十年もの時代を経て出来上がるビンテージの彩りをあえて採用した文字盤にはBlack/White/Salmonの3種類があります。それぞれの文字盤の色には、モロッコ特有の風土がコンセプトとなっています。
Black(黒文字盤)は、ヨーロッパの街並みのような街燈がなく、月と星明かりだけの純粋で闇夜の砂漠の夜空。 White(白文字盤)には"CASABLANCA"の土地名ともなる"白い家"のとおり、灼熱の太陽を遮断する地中海岸で採掘された石灰石(せっかいせき)で作られた白い壁の色。Salmon(サーモンピンク)は、サハラ特有の赤みを帯びた砂漠の砂や砂岩の色。そしてこれら3種類の文字盤はそれぞれ時の経過と共にエイジング(経年変化)するように加工されています。その時計の所有者が過ごした時の経過とともに文字盤上に歴史として刻まれてゆきます。これもまたフランク ミュラーがコンプリケーションとは違った角度から構想した時計の愉しみ方です。
ブラックダイヤルのカサブランカはいつの日か、黒く濃い色彩からグレーがかった炭色へと変化していきます。エイジングされる優しい色合いに大きな夜光のインデックスが寄り添うことで躍動感のあるビザン数字が静かに眠りにつく幻想の世界を感じさせることでしょう。自然に出来上がるカサブランカの演出を90年代に既に想定したフランク ミュラーに脱帽するのと同時に1920年代のヨーロッパの栄華をガラス越しに見ているようなどこか懐かしい気持ちに引き込まれます。
ステンレススティール製のケースとブラスレットには新品と見紛うような磨きが施されています。
参考定価 | ¥0Tax in |
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製造年 | 2006年 |
素材 | ステンレススティール |
ムーブメント | 自動巻き |
ダイアルカラー | ブラック |
ベルト | ステンレススティールブレスレット(長さは調節いたします) |
防水 | 日常生活防水 |
サイズ | 縦:47mm×横:34mmベルト幅:19mm |
付属品・備考 | PAW保証書、取扱説明書、BOX ※ご覧の商品は東京店、大阪店のいずれかの店舗で展示、販売中でございます。お越しいただく店舗にない場合はお取寄せも可能ですので、ご来店の際は事前にお申し付けください。 |