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2800QPR 5N “ラウンド パーペチュアル カレンダー” です。1995年に発表されたラウンド型 パーペチュアルカレンダーです。フランク ミュラーのラウンド型の中でも、比較的小振りとなる直径35mmの中に、複雑な永久カレンダーシステムのメカニズムが凝縮されています。このモデルは、当時としても製作本数が極めて少なく、勿論現在では製作を終了しています。またこのモデルの特筆すべき点は、そのユニークなダイアルのデザインにあります。立体的に形成した金色のバーインデックスが植字されており、フランク ミュラー作品の中にあって他に例を見ない唯一のデザインが採用されています。絶妙な三次元バランスの中にシンメトリーにレイアウトされ、そのカレンダー表示は複雑でありながらも視認性の良さが留意されています。
"永久カレンダー"とも呼ばれるこの複雑時計のメカニズムは、グレゴリオ暦に基づいて設計されています。 歯車の組み合わせや歯数によって閏年や大、小の月を自動的に制御するシステムで、日付が変わる直前より内部のレバーが連作動し、31角ある日付歯車の一つを押進めた後、7角の曜日歯車を動かし、次にムーンフェイズの59角(2か月分の月齢)歯車を動かします。 それが月末であれば更に月時歯車へと連動します。この時、大の月(1/3/5/7/8/10/12月)の場合は31日まで送り、小の月(4/6/9/11月)であれば30日から翌月へと歯車を2角分送るように制御されています。そして2月であれば28日から直接翌月へと歯車3角分(29/30/31)分を飛ばします。 この日付歯車は同時に年時歯車とも連動し、この年時歯車には4年分の(48か月)情報が切られてあり、4年に1度の閏年(オリンピック年)の2月の一回のみ、29日まで送る情報までもが組込まれているのです。
そしてこの複雑なシステムはグレゴリオ暦上の100年間を無修正のまま作動し続ける事が出来るのです。
このモデルの日本における輸入販売はYGとPGとWGを合わせても12本と少なく、内ピンクゴールドは4本のみです。
更に文字盤のインデックスも3種類(バー/ブレゲ/ローマン)がそれぞれに混在するため、極めてオリジナリティの高いコレクションアイテムといえます。
更にこちらのお品には通常は別売りの18K PGのDバックルが付帯しており、とても安心で使いやすく、また高級感があります。※通常の尾錠は付属しておりません。
18KピンクゴールドケースとDバックルには新品同様に磨きが施されており、ストラップも新品に交換済みです。
参考定価 | ¥7,810,000Tax in |
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製造年 | 1995年 |
素材 | 18Kピンクゴールド |
ムーブメント | 自動巻き |
ダイアルカラー | ホワイト |
ベルト | クロコダイルストラップ(お色は選ぶことができます) |
防水 | 日常生活防水 |
サイズ | 35mm径、ベルト幅:18mm |
付属品・備考 | PAW保証書、取扱説明書、BOX ※ご覧の商品は現在 東京または大阪の店舗で展示、販売中でございます。ご来店の店舗にない商品はお取寄せ致します。あらかじめお問合せの上、お気軽にお申し付けください。 |