～・～・～・～・～・～・～・～・～・～・～・～・～・～・～・～・
A016SRGD "レトログラード・セコンド グランドデイト" です。1959年にスイスのベルンに生まれ、20年以上時計製作に携わってきたピエール クンツはその後ウォッチランド社で専属の技術者になりました。レトログラード機構を始め複雑時計の開発で頭角をあらわした彼はついにフランク ミュラーに続いて自らのブランドをウオッチランド社から立ち上げました。
"レトログラード"とは、フランスの天文用語で惑星の逆行などに例えられる複雑時計の機構です。常に後戻りすることのない時の流れに対し時計の針を瞬時に逆戻り(フライバック)させることの技術表現は、古くからスイスの時計師の中でもより高度な技術を持つ限られたマイスターだけが取り組むことが出来る機構でした。帰らざる"時の尊さ"を表現し、時間の概念に哲学的な意味合いを持たせることでより工芸品としての価値を高めていました。
ピエール・クンツは古典的で繊細かつ高度なこの"レトログラード"にこだわり続け独自の解釈によって21世紀を迎えた現在の"時の表現"として、そのすべての作品にこの機構を取り入れています。こちらはピエール クンツの代名詞であるレトログラード機構を6時位置に30秒レトログラード・セコンドとして配した最もクラシックなデザインのモデルでレトログラードの扇型の表示板にはギョウシェ彫りを施して針の動きが見やすいようにデザインされているだけでなく、サテン仕上げが施され独創的な世界観をより演出しています。
12時に位置する大きな日付表示は視認性にすぐれ、他の針や表示を邪魔することなくブランドロゴのアーチの中央に配され、扇形デザインのポイントとして存在感を示しています。
ヘアラインと光沢のあるポリッシュ仕上げのコントラストが特徴のクンツの独特なケースですが、専門の熟練した技術者の手によって、新品同様のフォルムと輝きを取り戻しています。ストラップも新品に交換しています。
| 参考定価 | ¥1,430,000Tax in |
|---|---|
| 製造年 | 2006年 |
| 素材 | ステンレススティール |
| ムーブメント | 自動巻き |
| ダイアルカラー | ホワイト |
| ベルト | クロコダイルストラップ(色はお選びいただけます) |
| 防水 | 日常生活防水 |
| サイズ | 41mm径、ベルト幅:20mm |
| 付属品・備考 | PAW保証書、取扱説明書、BOX ※ご覧の商品は東京店、大阪店のいずれかの店舗で展示、販売中でございます。お越しいただく店舗にない場合はお取寄せも可能です。ご来店の際は事前にお申し付けください。 |
