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PIERRE KUNZ A701TJDR PT950 ピエール クンツ ラウンド レトログラード デイ&デイト トゥールビヨン “レトログラードの奇才”ピエール・クンツ作品の中において、グランドコンプリケーションモデルと位置づけられる「PKA 701T JDR」(レトログラード カレンダー トゥールビヨン)です。
完璧なシンメトリーデザインの美しいレイアウトには10時位置に曜日表示、2時位置に日付表示を配し、共にピエール・クンツのお家芸ともいうべきレトログラード(フライバック)機構が組み込まれています。
6時位置に回るトゥールビヨンのケージ(籠)は、常に振動するテンプを収めて回転させる為、その重さのバランスが最も重要となり、高度な比重計算と繊細な技術を必要とします。そのケージに“P.K”のイニシャルをデフォルメしたデザインをあしらい、あえて非対称な遊び心を見せ、その技術力の高さを証明しています。
トゥールビヨンとは、機械式時計のメカニズムの中でも、特異な存在であり、同時にその最高峰に位置するモデルで、地球上の重力によって生じる時計精度の狂いを、自ら補正する特殊な機構を備えています。従来固定された部品であるガンギ車と振り子の役目を担う天符を、特殊なケージ(籠)の中に収め、それを回転させながら更に固定された歯車を駆動させ、不均衝を平均化する事で、その精度を高める原理の装置です。
今から約200年前、置き時計から懐中時計へと移行した時代、姿勢差による誤差を安定させる為に開発された当時画期的なシステムでしたが、その並外れた繊細さと複雑さから、極めて高度な技術を持った一部の時計師以外、これを製作する事が出来なかった為、一般に普及するまでには至りませんでした。
プラチナ950製のケースは美しいビロードのようなサテン仕上げが施されています。
2007年に製作されたこの個体は、これまでの使用頻度の少なさを物語るように大変コンディションが素晴らしく、ケースの傷やダイアルの経年変化もなく艶があります。またムーブメントの状態も良く、限りなく新品のようなポテンシャルを維持しています。
参考定価 | ¥22,550,000Tax in |
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製造年 | 2007年 |
素材 | プラチナ950 |
ムーブメント | 手巻き |
ダイアルカラー | ホワイト |
ベルト | クロコダイルストラップ(色はお選びできます) |
防水 | 日常生活防水 |
サイズ | 直径41×縦 44(ラグを含めた長さ)ベルト幅:20mm |
付属品・備考 | PAW保証書、取扱説明書、BOX、Pt950製 尾錠 ※ ご覧の商品は東京店、大阪店のいずれかの店舗で展示、販売中でございます。お越しいただく店舗にない場合はお取寄せも可能です。ご来店の際は事前にお申し付けください。 |