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2851S6JG 5N "トノウ・カーベックス Japan Limited" です。フランク ミュラー最初期のオリジナルカーベックスシェイプ "2851S6"の復刻モデルです。今から24年前になる1986年、当時28歳のフランク ミュラーは初めてこの"トノウ・カーベックス"の原型の腕時計を製作しました。わずか15歳で、ジュネーブの時計学校で時計という極小機械に取り組み、すぐさまその並はずれた才能を開花させ、18歳の時には自身のオリジナル・デザインによる時計を完成させました。
そして20歳を過ぎる頃には個人収集家や公共の博物館の収蔵品の修理を引き受け、自らの腕を磨きながら腕時計のすべてを学びとっていたある日、彼の時計に執心なコレクターのその奥さんから、『女性にも付けられる時計をデザインして欲しい』との依頼を受けました。それまで男性向けのコンプリケーションばかりを製作していた彼は、女性が身につけても美しい曲線的な腕時計を作ろうと考えたのです。
そうして生まれた"トノウ・カーベックス"は、イタリアのビチェンツァで開催されたエキスポに出品したことがきっかけとなり多くの人の目を釘付けにしました。何故ならこれ程までに大振りで且つ3次元に湾曲した腕時計をそれまで誰も目にした事がなかったからです。それは腕時計という人間が作った人工物というより、むしろ"自然物"としてあるもののバランスに似ているからかもしれません。
すべてのラインが曲線のみで構成され、放射状にデフォルメされたビザン数字のダイアルは、大胆でありながら繊細な美しさがあり、まるでたった今溶け出したかのように手首に吸い付くように巻きこみ、不思議に何か動物的な官能を感じさせます。
この限定モデルの文字盤はサンレイ(日輪模様)ギョウシェ仕上げが施されています。象徴的なインデックスのビザン数字には手作業によって夜光塗料が塗られています。ダイヤル中央部分にはサークル状のミニッツレコードが刻まれ、緻密で繊細な美しさがあります。またケース裏側はサファイアガラスによって時計内部が見えるようスケルトン加がされています。ムーブメントのパーツ全てにエングレイブ(彫金)が施され、フランク ミュラーのトノウ・カーベックスにかける情熱が伝わります。
18Kピンクゴールドケースと尾錠は新品同様の仕上げがなされ、ベルトは新品に交換しています。
参考定価 | ¥0Tax in |
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製造年 | 2002年 |
素材 | 18Kピンクゴールド |
ムーブメント | 自動巻き |
ダイアルカラー | ホワイト |
ベルト | クロコダイルストラップ(お色はお選びいただけます) |
防水 | 日常生活防水 |
サイズ | 縦:45mm×横:30mmベルト幅:16mm |
付属品・備考 | PAW保証書、取扱説明書、BOX ※ご覧の商品は東京店、大阪店のいずれかの店舗で展示、販売中でございます。お越しいただく店舗にない場合はお取寄せも可能ですので、ご来店の際は事前にお申し付けください。 |