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カサブランカは1920年〜40年代にヨーロッパの高級避寒地であり、貴族階級の人々にとってバカンスの地でもあったフランス領モロッコの都市名で知られています。砂漠に隣接する風土や乾燥した独特の気候、ヨーロッパでの華麗な社交会に身を置く人々が普段とは全く違った、冒険的でスノッブな生活を送った地としても小説や映画に多く語られています。またパーティーの時などはゴールドやプラチナなどの腕時計を着用しますが、日常に使えるステンレス製の腕時計も所有していたといいます。そんなノスタルジックな響きや優雅な時間をイメージして"カサブランカ"は創られました。
"カサブランカ"は調和のとれたカーブが特徴的なトノウ・カーベックスの美しいラインに基づいて設計され、クラシカルなアールデコ・スタイルで創作されています。この時計は、シンプル、エレガンス、カジュアルといった価値観をなによりも優先する人々に最もふさわしいものです。また通常の文字盤には荒野での砂埃や街灯のない夜でも視認できる夜光ダイアルになりますが、限定モデルのサハラでは砂漠の荒野を連想させる大地の色を濃淡のみで文字盤を表現しております。通常のカサブランカ同様に使い込むほどに味わいが深まっていくさまを愉しむことができます。アンティーク時計を自分で作りあげていく楽しさ。これもまたフランク ミュラーが当初から構想していた"カサブランカ"のコンセプトであり、初のステンレスモデルの限定として1995年頃に発表されました。
『サハラ』はアフリカの遥か南に広がる乾燥の大地をイメージして創られ、カサブランカシリーズ最初の限定モデルになります。夜でも明るい都会で使用されることを前提に考え、敢えて夜光を無くしたカサブランカ・サハラ。まるでサハラの大地そのものを表現し、砂漠の無い都会にも日の光で表情を変える穏やかな時間が流れ、自然のありのままを伝えたかったのかもしれません。
ステンレススティール製のケースと尾錠には磨きが施され、新品同様の輝きを放っています。ストラップも新品に交換しています。
| 参考定価 | ¥0Tax in |
|---|---|
| 製造年 | 2009年 |
| 素材 | ステンレススティール |
| ムーブメント | 自動巻き |
| ダイアルカラー | ブラック |
| ベルト | カーフストラップ(色はお選びできます) |
| 防水 | 日常生活防水 |
| サイズ | 縦:47mm(ラグを含む)×横:34mm ベルト幅:19mm |
| 付属品・備考 | PAW保証書、取扱説明書、BOX ※ご覧の商品は東京店、大阪店のいずれかの店舗で展示、販売中でございます。お越しいただく店舗にない場合はお取寄せも可能ですので、ご来店の際は事前にお申し付けください。 |
