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2012年の限定モデル コンキスタドール GP "エクスティンクション"です。フランク ミュラーの数多くあるコレクションの中でも征服者を意味し、マッシブな世界観で1998年に発表された「コンキスタドール」。 そのマッシブな世界観を踏襲し、更にスポーティーなコンセプトで2011年に発表された「コンキスタドール グランプリ」。F1グランプリのスピード感を加えたコレクションはフラッグシップモデルである「トノウ・カーベックス」に次ぐ新定番になりつつあります。
そして2012年、『コンキスタドール GP エクスティンクション』がリミテッドモデルとして発表されました。英語の"Extinction"というこの言葉は、「消滅」を意味します。「消滅」つまりダイアル上からビザン数字が消えてしまった時計なのです。
そもそもフランク ミュラーは1992年の創業以降、天才時計師としてだけでなく、時の哲学者として、様々な機構や概念、そして所有者へのメッセージを腕時計に吹き込んできました。 フランク ミュラーが輩出した数々の複雑機構は、時間と時計に価値をもたらしました。そしてクレイジー・アワーズ(2003年)、シークレット・アワーズ(2007年)に代表される既存の概念を覆す新たな時間の表現は、時の流れに新しい解釈を加えました。また2012年の新作「ゴシック・アロンジェ」では、ドクロを文字盤に配し、時間が刻む人生感をも表現しました。
『コンキスタドール GP エクスティンクション』では、本来見えているべきはずの針も、ビザン数字のインデックスも全てブラックで統一している上に、夜光塗料なども使用しないため時刻を読み取ることが困難です。しかし見えないことで人間は今まで以上に時間の存在を気にするようになります。普段なら気にも留めない時間の流れが、見えない、見せないことによって"見えてくる"のです。
いまや高級機械式時計は単なる実用品ではなく、毎日のように腕に巻くパートナーであり、所有者自身の人生観、スタイルを語る為のものでもあります。時間の尊さを再認識するためのこの時計は、慌ただしい日々の中で時間を嫌悪してしまいがちなアクティブな現代人にこそふさわしいモデルです。
フランク ミュラー『コンキスタドール GP エクスティンクション』は、スポーティーなデザイン、漆黒で統一された文字盤の裏に、フランク ミュラーからの哲学的なメッセージが隠されているのです。ストラップは新品に交換しています。
参考定価 | ¥0Tax in |
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製造年 | - |
素材 | その他 |
ムーブメント | 自動巻き |
ダイアルカラー | ブラック |
ベルト | ラバーストラップ(長さは調整いたします) |
防水 | 10気圧防水 |
サイズ | 縦:57.40mm×横:38.20mm ベルト幅:22mm ※ケース素材:チタン |
付属品・備考 | PAW保証書、取扱説明書、BOX 専用DWバックル付 ※ご覧の商品は東京店、大阪店のいずれかの店舗で展示、販売中でございます。お越しいただく店舗にない場合はお取寄せも可能ですので、ご来店の際は事前にお申し付けください。 |