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1959年にスイスのベルンに生まれ、20年以上時計製作に携わってきたピエール クンツはその後ウオッチランド社で専属の技術者になりました。レトログラード機構を始め複雑時計の開発で頭角をあらわした彼はついにフランク ミュラーに続いて自らのブランドをウオッチランド社から立ち上げました。"レトログラード"とは、フランスの天文用語で惑星の逆行などに例えられる複雑時計の機構です。常に後戻りすることのない時の流れに対し時計の針を瞬時に逆戻り(フライバック)させることの技術表現は、古くからスイスの時計師の中でもより高度な技術を持つ限られたマイスターだけが取り組むことが出来る機構でした。帰らざる"時の尊さ"を表現し、時間の概念に哲学的な意味合いを持たせることでより工芸品としての価値を高めていました。
機械式時計の歴史上初めての試みとなった"トリプルレトログラード・セコンド"は、「キャレ」コレクションとしてサテン仕上げが施されたスクエアのケースに収められ、幾何学的にデザインされたダイアルと併せ、ひとつのスタイルを確立しています。1分間を3分割し、3つのレトログラード・セコンドが20秒づつ絶えずリレーして刻むこの時計は、かつてないダイナミックな動きで時を奏で、24時間で実に4,320回という驚異的な数のフライバックを繰り返しています。
ピエール クンツはこのトリプルレトログラード・セコンドでめくるめく時の流れ秒針が戻る瞬時の動きで表現し、時計という"時を知る道具"から、"時を鑑賞する芸術品"へと進化させています。
ストラップは新品に交換済みです。
サファイアガラスがはめ込まれたシースルーバックからは美しく仕上られた自動巻きムーブメントの動きを眺めることが出来ます。
18K グレイゴールドのケースには磨きが新たに施され美しい質感を放っています。
参考定価 | ¥0Tax in |
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製造年 | 2004年 |
素材 | 18Kグレイゴールド |
ムーブメント | 自動巻き |
ダイアルカラー | ホワイト |
ベルト | クロコダイルストラップ(色はお選びいただけます) |
防水 | 日常生活防水 |
サイズ | 38mm×38mm シースルーバック |
付属品・備考 | PAW保証書、取扱説明書、BOX ※ ご覧の商品は東京店、大阪店のいずれかの店舗で展示、販売中でございます。お越しいただく店舗にない場合はお取寄せも可能です。ご来店の際は事前にお申し付けください。 |