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世界200限定のコンキスタドール キング エレクトラです。エレクトラは、インデックスが原色のブルー色に統一され、文字盤全体はカサブランカにも似た梨地仕上げとなります。穏やかな風格がありながらもはっきりとした原色の色合いがフランク ミュラーの個性を表わしています。
フランク ミュラーの作品には、自身と深く関わる地名や古代ギリシャ神話の言い伝えなどを時計の名称にすることがあります。
"エレクトラ"という名称もギリシャ神話の中に登場するローマ時代の"王の中の王"と呼ばれた王様の娘の名前です。彼女にまつわる悲哀な出来事は、神話から劇となりオペラにも伝えれています。ミュラーがタオルミナで聞いたオペラの題目が"エレクトラ"だとしたら、女性の名前を初めて命名した時計であり、王女のそこはかとない闇の一面と勇敢な一面を2色の色で表現したかったのかもしれません。
イタリア人にとって聖なる地である"シチリア島"には、標高の高い所にリゾート地"タオルミナ"があります。19世紀後半から1960年代までは冬の避寒地として、秋〜春にかけてはヨーロッパの上流階級の人々が滞在する保養地として愛されてきました。またその昔のローマ時代は、防砦の役目を果たし、街が築かれ、劇場がつくられるなどイタリアの中でも多くのローマ遺跡が現存する歴史的な街として今でも息づいています。
タオルミナから望む眺めは、東に澄み渡る青色のイオニア海、南を向けば赤い土で覆われたエトナ山など原色に満ち溢れたイタリアの楽園があります。この感動的な自然を残すべく、シチリアにまつわる自然や文化を時計製作という側面から解釈したのかもしれません。
イタリアの景色を舞台としながらエレクトラの神話を織り交ぜるセンスこそフランク ミュラーの歴史や芸術に対する深い理解が伝わる作品となっています。
ステンレススティールのケースとブレスレットには磨きが施されて、新品同様の特徴あるヘアラインを取り戻しています。
| 参考定価 | ¥2,200,000Tax in |
|---|---|
| 製造年 | 2008年 |
| 素材 | ステンレススティール |
| ムーブメント | 自動巻き |
| ダイアルカラー | ブラック |
| ベルト | ステンレススティールブレスレット(長さは調節いたします) |
| 防水 | 日常生活防水 |
| サイズ | 縦:56mm×横:40mmベルト幅:20mm |
| 付属品・備考 | PAW保証書、取扱説明書、BOX ※ご覧の商品は東京店、大阪店のいずれかの店舗で展示、販売中でございます。お越しいただく店舗にない場合はお取寄せも可能ですので、ご来店の際は事前にお申し付けください。 |
